池袋・・・ステーキ屋さんにて・・・
日曜日はいつも午後に池袋へ行きます。
今日も行きました。
それで・・・行きつけのステーキ屋に入って、ロース180グラム、野菜大盛、まるごとニンニクトッピングを購入。席に座りました。
カウンター席しかないお店で、隣は老夫婦でした。
ぼくの隣には老夫婦の旦那さんが座っていて、その人が・・・
じろじろとこちらを見て来ていて。
ステーキが出てきて、それで食べ始めたのですが、こっちを「ちらちら」という感じではなく「じーっ」という感じで見つめて来ていて・・・
ぼくはもちろん無視を致しました。
なんなのだろう。
不愉快な思いが競り上がってきて。
「お前みたいなものがこういう店でステーキなんて食べるな」
とでも言いたいのかと・・・
「お前みたいなものはコンビニで握り飯とみそ汁だけ買って、家で寂しく食べていればよいのだ」
とでも言いたいのかと・・・
持ち前の被害妄想が広がってきましたが、それは心のうちだけで始末し、
ステーキを味わうことに専心致しました。
何も後ろめたいことはないのです。
これを買ったお金は、ぼくが平日「胸糞悪い気持ちを持続させながら働いて得た対価としてのお金」なのですから。誰に何を言われる筋合いもないのです。
実際に言ってきたら・・・
どうしようと思いました。ぼくは茶碗を老夫婦の旦那さんに投げつけてしまうかもしれない。
しかし老夫婦の旦那さんは数分に一度くらいの頻度でしょうか「じーっ」と見てくるだけです。
ぼくだけに対してではなく、店に入って来た人のことも「じーっ」と見ていたので、そういう「習性」のある人なのでしょう。
そう思うことに致しました。
老夫婦はぼくよりも先に店にいて、先に食べ終わり、先に出て行ったわけですが、
老夫婦の旦那さんがぼくの後ろを通るとき、少しだけ「ぞっ」としました。
ステーキはとても美味しかった。
和風のソースがご飯とお味噌汁(油揚げとほうれん草)にとても合うのです。